プレート式熱交換器は伝熱プレートとシール用ガスケットがワンセットになった構造をしており、プレート懸垂用のガイドバーを有したフレームには、締め付けボルトで固定された複数の伝熱プレートが積層しています。そして複数の伝熱プレート間に隙間を空け、そこに高温流体と低温流体を1枚置きに流すことによって、意図的に対向流の流れを形成する仕組みとなっています。

なおその素材にはステンレス鋼やチタンといった、耐食金属を採用するのが一般的。それを薄くプレス形成にして、伝熱プレートにしています。またプレス形状の構造や模様によって機能性を多彩に変化させることができるため、作業現場のニーズや条件に応じた、様々なタイプの製品があります。