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熱伝導率を利用して製品が造られています

熱伝導は物質の移動なしに、熱が高温から低温に運ばれる現象です。高温部分における活発な分子運動の作用が低温部分へ伝わることにより引き起こり、移動や伝導のしやすさを分かりやすく数値にしたのが熱伝導率です。この単位はW/m・Kで表されており、値が大きければ大きいほど高くなります。放熱材としていろいろな用途に活用されており、効果を高めるため形状も工夫されているのが特徴的です。接合面の平面度精度などを高めたり、薄肉にしてフィンが多い形状にするなど、メーカーではさまざまな工夫が行われています。いろいろな製品に採用されており、アルミパイプやヒートシンク、モーターケース向け放熱フィンを採用した製品など幅広くあります。

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