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エアコンは熱力学で成り立っている

エアコンはいざ仕組みを説明しようとすると難しいですが、熱力学の応用ということを理解していれば思いの外簡単です。
物質には固体や液体に気体といった状態がありますが、エアコンはまさにこれらの物質の3態を活用しています。
具体的には状態が変化しやすい冷媒を使っていて、圧縮をすると周囲の熱を奪って移動します。
この高温になった冷媒を減圧することで、集めた熱を放出して今度は低温状態に移行します。
実は加圧や減圧の際に気体や液体に変化しており、その繰り返しがエアコンの中で常に起こっているわけです。
圧縮して気体になった冷媒は、室外機で熱が放出され、減圧されたものが室内機に移動して熱交換器を通ります。
この時、冷媒は加圧前よりも温度が下がっているので、冷たい空気が室内に発生することになります。

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