金属板2枚が渦巻き状になっていて、それがスパイラル式熱交換器の名前の由来です。1型と2型・3型とあります。

流体がどちらも液体の場合に使用されるのが1型です。液体と気体を使用する場合には2型で、1型の渦巻き部分を地面に対し垂直に設置するのが3型となります。

汚れた流体でも自浄作用があるからこそ使用可能です。カスタマイズしやすく、条件に合わせて板幅など自由に変えることができるといったメリットがあるのですが、何しろ製造が難しいのでお値段が高くなってしまうのです。

加湿器にコールドトラップ・減菌器に還流コンデンサーと、さまざまな場面で使用されます。クロセやアルファ・ラバルなどがスパイラル式熱交換器を取り扱う企業となります。