ヒートポンプサイクルは熱の循環をあらわしたものです。一般的に、熱は高温から低温へと移動することになります。湯呑にお茶を入れておくと、時間が経過すればするほどお茶は冷たいものになるはずです。ヒートポンプは低温から高温へと熱が移動し、これによってエネルギーを生み出せるようになっています。エアコンにもヒートポンプサイクルが採用されていることを知っておきましょう。低い温度から高い温度へと移っていくことで、室内に冷たい空気や暖かい空気を送り出せるようになっています。エアコンと室外機の中には冷媒回路や蒸発器、圧縮機や凝縮器、膨張弁などが備わっており、これらの働きによってヒートポンプサイクルを実現することが可能となっていることを知っておくと良いです。
